胸が苦しい 心労の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
震災前から頻尿、膀胱炎など老化現象があり、漢方のお世話になっていました。
大津波で頼りにしていた身内が流され、大きなショックを受けました。
最近はストレスと心労で胸が苦しい事がたびたび起き、心配になり漢方薬局に相談。
震災から半年 身内の方が突然の大津波で一瞬のうちに何もかも無くなり、心の衝撃は大きく、ストレスや心労などで血行不良や老化が進み、胸が苦しい症状を引き起こしたようです。
漢方では補腎(ほじん)、活血(かっけつ)と言う言葉があり、補腎は老化を伴う尿の異常、疲れやすい、耳鳴り、健忘、足腰の弱りなどの働きを改善します。
活血は 血液が汚れてドロドロしてきたり、粘りがでて固まりやすくなったりして、血流が滞ている状態を瘀血(おけつ)と言い、各細胞に酸素や栄養を補い瘀血を改善する事を活血(かっけつ)と言います。
「震災後 ストレス 心労で胸が苦しい」の症状に補腎薬と活血薬を提案しました、さらにストレスを解消、発散する養生茶、地域で取れる新鮮な食材で作る薬膳をお勧めしました。
近所に以前から薬膳に詳しい薬膳教室の生徒さんに指導を頂き、服用した漢方も相性が良く、少しずつ氣力も回復して、胸の苦しさも改善しました。
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